
真鶴町は古くから上質の小松石が採掘できる石の産地として有名で別名真鶴石とも呼ばれています。この真鶴石は昭和天皇の武蔵野陵に使用されたり、江戸城、小田原城の基礎石にも使われています。また、漁師町としても有名で現在でも真鶴港には魚市場があり、日本三船祭である貴船祭りなども行われています。魚市場全体が魚座となっていて魚市場2階の町立食堂では水揚げされた新鮮な魚介類が食べられます。
相模湾に迫り出している真鶴半島は磯遊びや釣り、ダイビング、岩海岸は海水浴場とマリンレジャーが楽しめ、魚つき林でもあることから、近隣の小中学校の社会科見学や自然観察としても訪れられています。尚、真鶴という町の名前は地図上の岬の形が鶴の羽を広げたように見えることから付けられているそうです。